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【娘の友達】旅館での密会 3度目のキスに潜む晃介の覚悟とは(5巻感想)

いやー、5巻も面白かったです。

この巻では、タイトルにある通り、晃介の中で大きな変化がありました。また古都の過去が判明し、なぜ今のような謎の多き女になったのか、ヒントも出てきました。より古都のことを知ることができて、満足できる内容でしたね。

あと、古都の母親が本当に恐い。何をやらかすかわからない、サイコパス的なものを感じます。まあ、こういうヒール役がいた方が盛り上がるので、良いキャラといえばそうなんですが。

それでは、今回もおすすめ漫画の「娘の友達 5巻」を紹介していきたいと思います。
※一部ネタバレ注意

娘の友達5巻 あらすじ

古都母の恐ろしい計画とは

晃介の会社に、古都との関係を暴露する怪文書を送りつけた古都母。

どうやら、それだけでは終わりそうにありません。会社HPの社員紹介ページに映る晃介を見て、ニヤつく古都母。そして、嬉しそうに鼻歌まで歌い出す始末。

いったい晃介に対して、どのような仕打ちをするつもりなんでしょうか…

出張先の旅館で禁断の密会

出張で箱根へ行くことになった晃介。仕事が終わり、旅館の部屋でくつろぎますが、突然の訪問が。

そこには、なんと古都の姿がありました。当然驚きを隠せない晃介ですが、さらに追い打ちをかけるように、会社の後輩も晃介の部屋に訪ねてくるのでした。

仕事で来た旅館で古都と一緒にいることがバレたら、タダでは済みません。晃介は、またもや修羅場に巻き込まれてしまうのでしょうか。

謎多き美少女 古都の過去が判明

古都が中学1年生のときの回想が描かれています。当時の古都は、今とは違い屈託のない笑顔を振りまいており、非常に明るい性格をしていたことが伺えます。

ですが、両親の仲があまり良好ではないようで、口論するシーンが見られました。

徐々に変化していく家族関係。それに伴い古都の雰囲気も変わっていきました。そして巻末で鏡に写る古都の顔は、今の古都と同じどこか哀しげな表情をしているのでした。

娘の友達5巻 見どころ&感想

3度目のキスに潜む晃介の覚悟とは

それは、「晃介が古都を受け入れた証だと思います。

晃介が泊まっている旅館に突然あらわれた古都。2人はその部屋でキスをします。

これでキスをした回数は3回目ですが、今回はこれまでのものとは質が全く違います。今までは、古都が一方的に晃介に迫っており、晃介からしたことはありません。

しかし、今回はキスをしようと迫ってきた古都の唇に、晃介自ら唇を重ねにいったのです。これは、晃介が古都を受け入れた覚悟の証なのではないでしょうか。

このシーンは、古都が「良い子じゃなくても、見捨てないでくれますか?」と行った直後の場面であり、それに対する晃介の回答ということになるでしょう。

これまで見てきた話しの中でも、トップクラスで印象的なシーンでした。

「……..」のコマが秀逸

この漫画には、「…….」というセリフがたくさん出てきます。

例えば、この巻で晃介がキスをするシーンですが、晃介がキスをする前に「…….」のコマが入ります。このコマのおかげで、晃介の中の葛藤を想像することができます。

「単純に古都とキスをしたいという欲望」「妻と娘に対する罪悪感」「亡き妻の親に言われた ”幸せになって欲しい” という言葉」「自分と同じように苦しむ古都を救いたいという気持ち」など、様々な考えが晃介の頭の中をよぎっていることが想像できます。

もし、「…….」のコマがなければ、これらを想像する余地はなかったでしょう。この、次のシーンに移る前に入る「コマ(余白)」が秀逸なんですよね。考える楽しさを与えてくれるこの仕掛けに感謝です。

この漫画には、このようなシーンがたくさんあるので、ぜひ登場人物の心情をあれこれ考えてみて欲しいです。

まとめ

以上、娘の友達5巻の紹介記事でした。

この巻では、古都の過去が明らかになりました。巻を重ねるごとに、古都という人間を知ることができて嬉しいです。

この巻まで読んできて、古都に対し改めて思ったことがあります。
それは、次巻予告にある「君は、人間だよ。弱くて、傷つきやすくて、健気で、ただ真面目な人間だよ。」という言葉通りの人物だということです。

普通の女子高生よりも大人びて見え、不思議な魅力を持つ古都ですが、その本性はただの優しい女の子だと思います。バッティングセンターで見せた、子供っぽい表情なんてかなり素が出ていたのではないでしょうか。

ちなみに、その表情がかなり可愛いので絶対見て欲しいです!(ボールがバットに当たらなくて、悔しさのあまり頬を膨らませている顔です)

次の巻で、晃介との仲がさらに深まっていくことが予想できますね。
早くつづきを読みたいです!