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【娘の友達】最悪の修羅場発生!恐れていた出来事が現実に(3巻感想)

娘の友達は「中年男性と女子高生との禁断の関係を描いた恋愛サスペンス漫画」です。

3巻はハラハラするシーンが盛りだくさんでした。徐々に父親として・課長として、上手く現実と向き合えるようになってきた晃介ですが、ラストでまさかの修羅場が。この巻は、今まで以上に読み応えのある内容でした。

それでは、今回もおすすめ漫画の「娘の友達 3巻」を紹介していきたいと思います。
※一部ネタバレ注意

娘の友達3巻 あらすじ

晃介の家に古都が訪問 密室で2人きりに…

いきなり古都が、晃介の家に遊びに来ることに。
表面上は美也との約束ということで家に来ているが、その目的は一体何なのか。

そして、動揺してそわそわする晃介の部屋に古都がやってきます。密室で2人きりの空間。そこで何も起こらないわけはなく…

2人の関係に亀裂が 理性と本能に揺らぐ晃介の怒り

晃介の部屋にやってきた古都。そして、いつものように匂いを嗅いだり、抱きついてきます。

美也と一緒に住んでいる「家」という空間にも関わらず、軽率な行動をとる古都に対し、焦りと怒りをぶつける晃介。いつもとは違う晃介の反応に、古都の顔から表情が消えてしまいます。

2人の関係に亀裂が。この先、どうなってしまうのでしょうか。

最悪の修羅場 家族のキズナ崩壊か

相変わらず晃介と古都の関係を怪しんでいる美也。会社からの帰りが遅い晃介に対し、古都と密会しているのでは、と疑念を持ちます。その疑念を晴らすため、古都がバイトしている喫茶店へと向かいます。

一方の晃介は自身の不注意から、会社の部下に古都の存在を知られてしまいます。そして部下に連れられて、古都がいる喫茶店へと向かう晃介。なんと、晃介と美也は喫茶店の目の前で鉢合わせてしまうのでした。

疑いが確信へと変わり、晃介へと問いつめる美也。せっかく上手くいきかけていた親子関係ですが、またも崩壊してしまうのでしょうか。

娘の友達3巻 見どころ&感想

穴のあいたクッキー生地

これは、この巻に収録されている第24話のタイトルです。

古都が晃介の家に来てクッキーを作っている場面ですが、時系列でいうと、晃介との関係が悪化した直後になります。タイトルの通り、穴のあいたクッキー生地が写っていますが、これは古都の心を表しているものだと思います。

思いがけなかった晃介の怒り。そして聞きたくなかったであろう言葉を聞いて、古都の心にはぽっかりと穴が空いてしまったのでしょう。それも、クッキーの型と同じ複雑な穴が。

あれだけ晃介に会うことを楽しみにしていたのに、このような結末になってしまいました。そんな古都を想うと胸が苦しくなります。ただ晃介を責めたいわけではなく、晃介は晃介で自分の立場があっての発言なので、仕方がないかと思います。

この2人の心情を考えると、なんともツライ気持ちになってしまいますね。

古都の「その人 ”も” 私のこと好きじゃない」の意味とは

これも、クッキーのシーンと同じ場面での発言です。美也に「好きな人はいるのか」と問われた古都は、「いるよ」と答えます。

しかし、「たぶんその人私のこと好きじゃないから」「…その人も… かな…」とつぶやきます。この「も」というのが、すごく気になりました。

その人は晃介のことですが、「も」は一体だれのことを指すのでしょうか。実は「古都も晃介が好きじゃない」という意味かなとも考えましたが、これまでの行動を考えると、これはないですよね。

とすると、「晃介も、そしてまわりの人たちも」という意味で言っているのではないかと思います。

学校で自分のことを頼ってくれる美也が、他の生徒と楽しそうにしているのを悲しそうに見つめるシーンがありました。自分の居場所がまた1つなくなってしまったとでも思ったのでしょうか。

母親も友達も晃介からも、「周りのだれからも愛してもらえない」という虚しさを抱えている気がします。「たぶん好きじゃない」と言ったときの表情はとても切なく、とても印象に残っています。

晃介の心の叫び やはり彼を救えるのは古都だけか

考えたくもなかった出来事が現実となってしまったラストの修羅場シーン。美也からの言葉に、晃介は精神の限界を迎えてしまいました。

「おれが逃げ出したいとき、一緒に逃げてくれるのか…?」「そうはしてくれないだろ…?」と美也たち周囲の人間を見て、心の中でつぶやく晃介。救いなんてない、どこにも逃げ場がないといった、追いつめられた表情をしていました。その瞬間、喫茶店から現れる古都。

このシーンを見て、やっぱり晃介を救えるのは古都しかいないんだな、と強く感じました。

目の前が真っ暗になった晃介に、喫茶店から光が差し込む。そして救いの手を差し伸べるかのように登場する古都。やはり、晃介にとって古都は他の人間とは違う、特別な存在なんでしょうね。

まとめ

以上、娘の友達3巻の紹介記事でした。

晃介は中々報われないですね。実際、自分の父親が友人と特別な関係になっていたら、美也のような反応になってしまうのは、すごくわかります。

しかし、晃介の内情を知っているとどうしても晃介に感情移入してしまい、古都と幸せになって欲しいと思います。その古都との関係にも亀裂が生まれてしまいましたが、今回の修羅場を経て、良い方向へと向かうのでしょうか。それともさらに良くない方向に向かってしまうのでしょうか。

話を読み進めるごとに、晃介と古都のことがどんどん好きになってしまいます。難しいだろうけど、ハッピーエンドになって欲しいですね。

次の巻も楽しみです!